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独自の視点で新たな展開を提案 OFFICE Ten-Zero-One

TZO 研究室LABORATORY information

「大人のための水彩画教室」について - 気軽に楽しく絵を描きましょう! -

Enjoy Sketch Life

絵を描かれることは、日常を豊かにし楽しい生活を過ごせるものです。
多くの皆さまから自分には絵を描く才能が無いからと諦めの言葉を耳にします。問題ははじめてさん向けにゆっくり丁寧に簡潔に指導してくれるところと出会えないからです。
芸術的な評価を得る為には多くの時間とかなりの努力が必要ですが、個人的な楽しみで描く絵はさほど難しくありません。皆さまに楽しむための絵を描くことをおすすめいたします。

旅のスケッチのすすめ

絵画には画材(絵の具等)の違いにより、油彩画・水彩画・日本画・水墨画等がありますが、最初は水彩画からはじめられるのがよいでしょう。それは、気軽にあまりお金をかけずにはじめられるからです。
また、キャンバス(スケッチブック等)は小さなものの方が、短時間に仕上げることができ旅先や日常の散歩の途中等で気軽に制作が出来ます。写真とは違った時間や記録の楽しみ方は生活を豊に演出してくれます。
まずは、「旅のスケッチ」からチャレンジしましょう!

はじめて絵を描かれる方へ

都内で、大人のための水彩画教室・旅のスケッチ「パレットクラブ」を主宰する団体があります。
参加者は、ほとんどの方が小・中学校の授業でしか描いたことがなく、旅先でスケッチをされている方を見ては、「私も描けたら楽しいだろうな」と思いクラブに入会しています。
「パレットクラブ」では、旅のスケッチに特化したカリュキュラムにより、短期間に必要なテクニックや理論を学ぶことができ、正にEnjoy Sketch Life をいち早く体験いただくことをコンセプトとしています。
お問い合わせは、E-mailにてご連絡ください。



「書写のすすめ」について - 美しい文字へ変わりましょう! -

文字を書く練習は、早い年齢から試みるべきです。
社会人にもかかわらず、恥ずかしい字しか書けない人がとても多いことは非常に残念でなりません。
これは、子どもの頃の練習を疎かにしてしまったことが要因で、学校も親も本人も責任があります。
さらに大人になってパソコンなどの利用が主体となる毎日では、手で書く機会が少なくなるのも当たり前で、これでは正確な文字を覚えたり、きれいに書くための練習ができません。とにかく十分な学習と練習が必要です。

書写と習字

「習字」という言葉を聞き練れているという方が多いと思いますが、現在の学校教育では「書写」が正式な呼称で、昭和和30年代、学校教育の国語の言語授業において「書写」に改訂されました。
しかしながら、書道塾などでは「習字」という呼称を現在も利用し、「書写」は、習字・書道の指導要綱の学習課題として扱われています。

書写と書道

書写と習字の違いをお分かりですか・・・・・

「書写」とは、文字の教育です。
書き順を含め正確に文字を覚えることも重要ですが、恥ずかしくないきれいな文字を身につけるためには、『入り』や『止め』を含めた文字本来の理解と形としての『美しいバランス』を学習することが大切です。
残念なことに学校も書道塾も、このような指導が一番不足しているため、きれいな字を書くことができない人を量産してしまいました。お手本を見ても、練習する眼が出来ていないのです。

「書道」とは、芸術の教育です。
現在、書道の祖と呼ばれる王羲之(おうぎし)から発展し、多くの書道流派が全国に存在しています。古典の基礎として、筆使いなどの技法や配置、さらには呼吸法の鍛錬により書く力を日々磨いています。
近年、書家としてメディアに登場したり、職業としている人も多くみかけますが、中にはこのような学習をしっかり行ったのだろうか疑問に感じてしまう方も少なくありません。
どのような分野の道でも究めるということは、大変な努力と能力に多くの時間を要することは言うまでもありません。

入りや止め

歴史的に日本の筆記具の変遷は、大まかに毛筆→インク筆(万年筆)→鉛筆(ボールペン)となります。
どの筆記具においても、楷書が基本であるはずなのに「入りや止め」の存在はどこに行ってしまったのか、本当に不思議です。
さらに、行書や草書を学習する(読む)ためには、入りや止めの知識が必須になります。

美しいバランス

不格好な文字や右上がりの文字には、すべて原因があります。ご自分の文字はいかがですか?
漢字の字体を構成する要素のひとつに偏旁(へんぼう)〔編(へん)・旁(つくり)・冠(かんむり)・脚(あし)・構(かまえ)・垂(たれ)・繞(にょう)〕があります。大きさや配置によるバランスをひとつの絵のように理解することが大切です。
右上がりになってしまう字は、線(一画)を水平に書けないことが要因です。これは、姿勢に注意し訓練することで解決します。

親子のコミュニケーション

子ども達が、学校でどのような書写の指導を受けているのか、またノートなどで年齢と共に書く文字がどのように変わってきているのか、ぜひご覧になってみてください。
高校までは、文字を手で書く機会が多く、全教科の学習にも大きな影響を与えるものだということを考え、親子で話し合ってみてください。

大人でお悩みの方

書道ではなく、書写や習字の練習を推奨します。
練習方法として、書道塾に通う・通信教育・書店でお手本を購入するなどいくつかの方法があります。方法は問いませんが、できれば毛筆で正しく日々繰り返し書くことを切に願います。

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